バゲットの値段?
私は甘いパンとか中に何かが入っているパンとかフワフワの食パンとか基本興味がないので、購入するパンといえばもっぱらバゲット。
日本でも都会へ行ったり、高いお金を出せばいろいろ美味しいバゲットは買えますが、職業柄バゲットというのはフランス人の米なので、どんなパン屋でも貧しい人が飢えないようにバゲットだけは安いということを知っている私は、一本300円前後などというのはどうしても買う気がしない。
ちなみにINESSの調査によると、フランス本土での2011年のバゲットの平均価格は1キロ3,44ユーロ。だいたい1本300gとしてやはり1ユーロ前後という感覚。
どんなバゲットがいいの?
もちろん好き嫌いなのでいいも悪いもないのですが、フランスにはBaguetteとより厳密な製法を守るBaguette traditionというのがあって、後者の方がほんのちょっとお高い。中が茶色っぽくて粉をふいているようなバゲットを見たことがあると思いますが、アレです。このタイプのバゲット、私も好きですが、日本(田舎)だととたんに300円超えてくるのであまり気軽に買えません。
一般にフランス人にはcroustillantと形容される皮がパリパリのバゲットが人気。Pas trop cuite(焼きすぎていない)のをください!というフレーズもよく耳にします。日本は中のフワフワを重視する方も多いようですが、私は発酵バターを自分で塗って食べるのが好きなので余計なフワフワ感はいらない。
また、かねてからの疑問かつパンを焼いたりしないのでよくわからないのですが、日本では2日めにコチコチになるバゲットと手でちぎって食べられるくらいフワフワのまま数日持つバゲットが存在します。これも中に何が入っているかによって変わってくるのでしょうが、私は自分の頭の中で近辺のどこのバゲットが2日め以降もフワフワかそうでないかMapが入っているので、今日はカチコチ、今回は邪道そうなフワフワバゲットと用途によって使い分けています。
どこで買うべき?
ということで私が求めるバゲットは、お洒落なパン屋が提供する異様にお高いBaguette traditionでも、田舎のパン屋さんにありがちなそれはどう考えても「バタール」だろう!というバゲットもどきでもない。しかも、政治心情的に高い値段は払いたくないという面倒くさい主義があるのと、基本食べるのは私一人なので、結果小さめの冷凍パンに行き着くことになる。
個人的にはpicardの冷凍バゲットが安くておすすめなのですが、田舎のため送料が高くなり何をしているのかお前は!ということになるので、最近は田舎ながら近隣にKALDIだけはあるので毎回コレを購入。パッケージにはプチパンと書かれてあるので怪しいですが、今のところ私が求めているものに1番近いです。ちなみにうちの近所のKARDIではたいてい人気がなくて余っています。みなさん、こんなブログを書いておいてなんですが私のがなくなるから買わないでね。
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