私は「フランス語」という仕事柄、周りに絵や音楽といったアート系の方が多い。アートで暮らしを立てている方も、他のお仕事と両立している方も、趣味でアートを楽しんでいる方も。そしてそんな方たちの2世は、ほとんどこれまたアート関係の卵。私は、教育もアートだと思っているので、我が家も例外ではない。
世間一般では、アートで暮らしていくことはそれはそれは難しいと考えられている。そして金銭のことを考えると恵まれないアーティストの卵たちの顔は暗くなる。だがしかし!、アートをきちんと社会の中に位置づけることができれば、私はアートで一人の人間が食っていくことはそれほど難しくないと考えている。そして、アーティストが食べていけない社会の方がおかしいのだから、アーティストは意地でも食っていけるよう頭を使って、クリエイティビティをばらまかなければならない。それはマーケティングうんぬんではなく、もっと根本的なところでアートの力を見直すことからはじまるように思う。
ということで、この記事、この学校が素晴らしい。
www.cinra.net「偉大な芸術を作るためには世界に目を向けなければならないと思う。人間は世界から孤立して生きていけるはずがないからね。アーティストは自分たちのクリエイティビティを世界にシェアすべきなんだ。何らかの困難に直面して弱ってしまった人たちに、クリエイティブな方法で手を差し伸べることができる、それがアーティストだからね。」
卵も親も頑張れ!
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